英語研究に基づいた子供向け英語テキスト”Giant Step!”
私たちの言葉の中には、文章中に頻出し一般的にもよく使われる単語があります。これらの単語は見た瞬間に自動的に認識しなくてはならないもので、サイトワードと呼ばれています。アメリカの初等英語教育ではサイトワードに重点が置かれています。1936年にイリノイ大学の研究者だったE. W. ドルチ博士は、アメリカの小学校で教えるためのサイトワードを子供向けの本から抽出し、リストを作成しました。ドルチ サイトワードと呼ばれるものです。これらの基本単語の習得には、見た瞬間に視覚的に認識できるように、フラッシュカードを使って訓練されます。この方法は多くの英語圏で行われている重要な英語教授法です。私たちは現代の子ども向けに身の回りの1,000語を集め、さらに基本英語構文と一緒に学ぶためのオリジナルテキスト、Giant Step!を作りました。ドルチサイトワードを補強したものです。
Giant Step の5つの特徴
フラッシュカードを使ったただの暗記ではありません。多感覚アプローチにより母国語同様に習得します。
① 単語を文字の塊としてとらえる
② 英語講師と一緒に音読練習（発音）
③ 母国語を介さずに絵で意味を理解（認識）
④ 異なる文脈の中で見て、聞いて、使う（理解）
⑤ 繰り返しにより確固とした理解（定着）
フラッシュカードの驚くべき効果！
アメリカ人は話すのがとにかく速く、ノーマルスピードで話されると日本人には理解するのが難しいです。これは、日本人の英語力の問題ではありません。実際、日本の高校受験や大学受験で問われる英語は質も難易度が高く、量も多いです。英語の基礎力としては十分です。ただ、サイトワードを見た瞬間に認識できるようになる訓練を受けたことがなく、英語を常に日本語を介して意味を認識するため理解するまでに時間がかかるのです。フラッシュカードを使って繰り返しサイトワードを学ぶことで、見た瞬間、聞いた瞬間に日本語を介さずに意味を認識できるようになり、英語の理解が早くなります。
フィリピンの英語教育で実証済み
フィリピンは最も英語教育に成功した国の一つです。1、2歳の頃に家で英語を親から学び始め、幼稚園に上がると正式に英語教育が始まります。この過程でフィリピン人は必ずサイトワードを学びます。家ではお母さんが本屋さんで売っているフラッシュカードを使って英語を教えます。4歳で幼稚園に入ると本格的にサイトワードの訓練を受けます。そのため、フィリピン人は英単語を一つ一つ読んで母国語で理解するのではなく、見た瞬間に脳で意味を認識します。ノーマルスピードの英会話、テレビ、音楽、ニュースなど普通に理解できます。このように、フラッシュカードを使ったサイトワードの学習効果はフィリピンで実証済みです。
トライアルレッスンにお申込みいただくと全てのオリジナル教材を予約システム上でご覧いただけます。市販テキストもレッスンの中で講師が画面共有します。
オックスフォード大学出版局の「Let’s Go!シリーズ」
子ども向けの英会話テキストは国内外の出版社から数多く市販されています。「Let’s Go! シリーズ」はその中で最も人気が高いテキストの一つです。英語学習の軸となるメインのテキストを一つ決めることは、計画的かつ効率的に英語学習を進めるために重要です。子ども向けのテキストには退屈させないために絵が多く使われていますが、絵が多過ぎると子どもは絵に集中してしまい英語学習の効率が下がります。そのような点からも、Let’s Go!シリーズはとても良くバランスが取れたテキストです。各ユニットで覚えるべき内容を様々な形式で学び、さらにワークブックを使って応用練習を行うと効果的です。
単語学習、ゲーム、フラッシュカード、動画、音声で最大活用
Let’s Go! シリーズ第5版では出版元のオックスフォード大学出版局から、各ユニットで学ぶ単語教材、ゲーム、フラッシュカード、動画、音声ファイルが配布されています。ドルチ英会話アカデミーではこれら全てをオンラインレッスンで使えるようにしました。レッスンではこれら全てを使い、テキストを最大限に活用します。
